学科紹介

新入生の皆さん、理科大へようこそ!
このページでは、先輩たちが自分の学科について紹介してくれています。
勉強以外にも生活スタイルなど様々な情報が詰まっているので、これを読んでぜひ皆さんのキャンパスライフに役立てて下さい!
MA 数理科学科

新入生の皆様、ご入学、誠におめでとうございます。数学の世界へようこそ!!! 「数理科学科って、数学科とどう違うの?」と疑問になられた方がたくさんいると思いますが、数学の理論を深めていく数学科と違い、数理科学科では、純粋数学を中心として実世界に応用していく学科であります。東京理科大学のイメージとして、授業がきつい、レポートが大変などいろいろな噂を聞きますが、私たちの学科は実験がなく、必修科目が数学しかないので、創域理工学部の中で比較的楽な学科であります。楽すぎて、理科大の私文とも言われたりします。ただ大学の数学の授業は、他の学科が勉強している数学と比べると、めちゃくちゃ難しいのでサボってしまったらすぐ置いてかれるので気をつけましょう。 ここで注意することがあるとするなら、大学の数学は高校の数学と違って別物であります。大学の数学は主に線形代数、解析学、幾何学の3つの数学の分野にわかれています。これらは、高校数学で習ったことを抽象化するため、数理科学科では、集合と論理記号を使った証明が多くなり、何を言っているのか理解できなくなることが多々あります。つまり、大学の数学の難しさは、解き方に気付きにくいというよりかは、説明が理解しにくいという難しさがあります。「大学の数学は哲学だ」とよくいう教授もいます。ですが、頑張って勉強していくうちにわかった時がたまらなく嬉しい気持ちになります。これが数学の楽しさです。理科大の先生方は東大、京大、東工大などを卒業されたレベルが高い先生方で構成されていて、授業も丁寧に熱心に教えてくれて距離も近いので質問がしやすいです。また、話も面白くて楽しい大学生活を送ることができます。 この学科は、レポートや試験など多少大変ですが、しっかり指定されたことをこなせば普通に単位はもらえますし、バイトやサークル、大学生活を両立できる素晴らしい学科です。挑戦を恐れずいろんな経験をして、何よりも楽しい大学生活を送ってください!!!

PH 先端物理学科

先端物理学科へご入学された新入生の皆さま、おめでとうございます! 先端物理学科では、力学、電磁気学、波動、熱力学、原子といった高校で習ってきた内容をより発展的に学んでいきます。1年生の間では、力学や電磁気学といった物理分野とそれに関連した数学を学習します。それぞれの授業では講義と演習に分かれていて、講義では教授の話を聞いて理論を学習し、演習では各々が問題を解いていきます。一年生のうちは演習での問題を解くために講義の復習をしていくことで、定着ができると思います。主に基礎の部分を学習していくため、高校の内容を思い出しつつ新しく学ぶ内容を吸収できるように頑張っていきましょう。 1番大変なことは、物理学実験という実験とレポートからなる授業です。思っているより時間のかかってしまう実験の予習に始まり、慣れない器具でを用いて限られた時間で行う実験、学科一体となって直前まで追い込む手書きでのレポートという流れの1つのサイクルとなっています。その中でも実験レポートに関しては、ほぼ全員が初めてなことであり、書き方やまとめ方、グラフや表の作り方など分からないことがたくさんあると思います。はじめのうちは、「不確かさ」という方やグラフに記載する数値に戸惑うこともあると思います。分からないことがあれば、先輩方に何でも質問してみてください。 1年生のうちは大学生活に慣れることができれば、バイトやサークル活動などを取り組む時間がたくさん作れると思います。学年が上がるにつれて学習する内容も難しくなってくるため、一年生のうちにさまざまな経験をしたり、たくさん友達を作って遊んだり、多くのことを経験しながら充実した大学生活を過ごしてください!

IS 情報計算科学科

新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます!!情報計算科学科へようこそ! 新入生の皆さまがこれからの大学生活に期待を膨らませていることと思います。そんな大学生活の中で、情報計算科学科では情報の不確かさや価値を数理的に測定し、表現、分析する方法を学びます。また、現代社会に氾濫する情報を分析し問題解決につなげる力を養うことができます。 「この学科は情報系の学科だから、一年生からプログラミングやデータサイエンスなどの情報系の授業が多いのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際に一年生では情報分野の基礎となる数学を中心に学びます。数学は情報科学の根幹を成す重要な要素であり、特に線形代数、微分積分、確率統計、離散数学などは、後のプログラミングやアルゴリズム、データ分析の理解に直結します。数学の授業は「講義」と「演習」に分かれており、講義では理論やを学び、演習ではその理解を深めるための問題を解くことで、より実践的な力を養うことができます。一年生の数学の授業では、最初のうちは高校数学の範囲を扱うため、「簡単そう」「もう知っている内容だから大丈夫」と感じる人も多いかもしれません。しかし、気を緩めていると、一気に難易度が上がり、授業についていくのが大変になることもあります。特に大学の数学は、高校までの「計算中心」の学習とは異なり、より理論的で抽象的な概念を扱うため、証明の理解や論理的な思考力が求められます。最初は「数学ばかりで大変そう…」と感じるかもしれませんが、しっかりと基礎を固めておくことで、後の専門科目がスムーズに理解できるようになります。数学の知識がしっかりしていると、プログラムの効率的な設計やデータの解析など、多くの場面で役立つため、ぜひ前向きに取り組んでみてください。一年生の授業には数学だけではなく、「計算機科学入門及び演習」というプログラミングの授業もあります。ここでは、情報科学の基本的な考え方や、プログラミングの基礎を初めから丁寧に学ぶことができます。プログラミング未経験の人でも安心して取り組めるように、基礎的な文法や考え方から順を追って学べるようになっているため、焦らず一歩ずつ習得していきましょう。 もし授業で困ったことがあれば、すぐにTAさんや先輩に声をかけましょう。優しく丁寧に教えてくれますし、自分では気づかなかった視点を教えてもらえることもあります。また、質問を通して先輩とのつながりができると、履修のアドバイスや研究室選びの相談もしやすくなります。一人で悩まずに周囲のサポートを活用することが大切です。 大学生活は自分自身で大きく広がるチャンスの場であり、情報計算科学科は創域理工学部の中でも比較的時間に余裕がある学科です。その時間を活かして、プログラミングのスキルを伸ばしたり、興味のある分野の自主学習を進めたりするのもおすすめです。また趣味やアルバイト、サークル活動にも積極的に取り組むことで、充実した学生生活を送ることができます。時間の使い方次第で、大学生活の充実度が大きく変わるので、ぜひ自分なりの目標を持って行動してみてください! 皆さまが充実したキャンパスライフを送り、多くの学びや経験を得られることを心より願っています。

BS 生命生物科学科

生命生物科学科の皆さん、ご入学おめでとうございます!この学科は名前の通り生物に関する学習・研究を様々な領域から行っている学科です。さて、東京理科大学は忙しいイメージが持たれがちかと思います。残念なお知らせですが、当学科もご多分に漏れず、忙しい学科と言えます。そこで、当学科が忙しい原因もとい、特徴をお伝えしたいと思います。 1つ目は実験が多いという点です。1年次は生物・物理・化学の三種類の必修の実験があり、卒業まで毎年実験があります。実験は拘束時間が長く、実験によっては予習や復習,課題、レポートが課され、体力・気力・時間など多くのリソースが割かれます。しかし、自分と同じ状況にある周囲の仲間と協力することができれば、上手くいくので安心してください!指示をしっかりと聞き、不明な点はすぐTAさんに質問できれば、かなりスムーズに進められることも覚えておいてほしいです! 2つ目は、1年次の科目の幅がとても広いという点です。生物系はもちろん、化学、数学そして物理も必修科目があります。物理未履修者が多い当学科のみなさんはかなり不安を覚えるかもしれません。しかし安心してください!当学科の物理学では当然、物理初学者を意識された内容になっているため、講義通りの演習ができていれば問題無いかと思います。 当学科は4年間常に実験があるという点からも多忙な学科ではありますが、自分なりのリズムを掴めてしまえばサークル活動やアルバイトなども両立できます!教授の方々や各研究室もバラエティ豊かで魅力的な学科です!ぜひ、生命生物科学科での学びを深めつつも思い思いの充実した大学生活を送ってください!

AR 建築学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!建築学科では、1年前期から近現代建築史、建築防災概論、建築材料といった建築に関する専門的な知識を学ぶことができます。この学科において最も特色のある講義は、「空間デザイン」という講義です。この講義では、有名建築を模型で再現する「名作空間」、開口部の開け方によって光を表現する「光の箱」、班でピクニックの空間をつくる「◯◯ピクニック」、10平米の作品をつくり、どのように社会へ影響を与えるかを考える「私の都市」といった課題が出されます。それらを毎週TAさんや先生方と作品について意見を交わし合うエスキスを行い、つくり上げるという講義です。色々な意見を知り、自分なりの作品をつくるのは楽しいですが、課題提出前には徹夜をする人が多くいる大変な講義でもあります。もちろん「空間デザイン」の課題に集中しすぎるのも良くありません。講義内容を全て手書きでノートにまとめる講義があったり、英語や物理などの講義で課題も出されるため、計画的に課題を進めていかないと後々自分が大変な思いをすることになります。建築学科は同級生だけでなく、学年を超えた縦の繋がりが強く存在します。もし困ったことや聞きたいことがあれば、ぜひ先輩方に声をかけてみてください!皆さんが充実した大学生活を送れることを願っています。

CA 先端化学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!先端化学科の授業や特徴について紹介していきます。まず1年生には関門科目といわれる必ず取らなければいけない授業があります。それは、前期の「化学1-A」、「化学2-A」と後期の「化学1-B」、「化学2-B」です。これら4つのうち1つでも落としてしまうと、留年になってしまうので気を付けましょう。毎週これらの授業で学んだ内容に関する小テストがあり、成績はその結果と試験の点数によって決まります。そのため、日頃からの勉強の積み重ねが大切になってくるので、毎授業の予習、復習をはじめから習慣づけていきましょう。そして、先端化学科の大きな特徴といえば週に1回行われる実験です。実験前に提出する予習ノートと実験後に提出するレポートが毎回あり、すべて手書きなので慣れるまで最初は大変です。しかし、実験は実際に作業をして、自分の目で結果を確かめることで授業で習った内容の理解を深めることができる貴重な機会でもあります。また同学科の人たちとも関わることができるので交友関係が広がるチャンスです。他学科に比べてやや留年率が高く、不安な部分もあるかもしれませんが、やるべきことを着実にこなしていれば確実に単位はもらえるので頑張ってください。 ぜひサークルや、アルバイト、遊びとの両立も図りながら楽しいキャンパスライフを送ってください!

EE 電気電子情報工学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!電気電子情報工学科へようこそ! この学科では電気回路や電磁気学、及びプログラミング関係などをメインに学ぶ学科です。学科の名前がほんとに長いので、野田キャンパス内ではだいたい「電電」という名で呼ばれています。この学科に入ってしまった新入生の皆さん、先輩などに「学科どこ?」と聞かれたとき、「電電です!」と答えるとだいたい「うわー、これから大変だね」みたいな反応をされます。その理由をこれから書いていきます。 まず、課題の量が多いです。計画的に進めていかないと溜まりすぎて、徹夜をしたって間に合わない可能性もあります。さらにこの学科には実験レポートも常に付きまとってきます。実験レポートの大変さはその週に行った実験によってかなり変わってくるので、慣れていないうちに大変な実験が来てしまった人は覚悟しておいてください。 次に、この学科は理科大の中でも特に必修科目を落としてしまう確率が高いと思います。年によって多少変化するものの、一年生の必修科目だけで落としてしまう確率が2割から3割の教科が4つほどあります。なので、この4つすべてと、さらにもう1つの2単位分がある必修科目を落してしまうと留年になってしまいます。なので気を張って頑張りましょう! ここまでに電電の大変さを書いてきましたが、もちろん部活やサークル、遊び、アルバイトなどを充実させ、楽しい大学生活を送ることもできます!! まず、ともに戦う仲間を集めましょう。こんな過酷な状況下でも、同じ学科内であれば、与えられた条件は皆同じです。同じ学科内の人と積極的に話せば、気の合う仲間にすぐに出会えます。その仲間と共に助け合い、みんなで2年生を目指しましょう! 次に、サークルなどで電電の先輩を探し出し、頼りましょう。この学科は過酷な分、いろいろな先輩たちがテストや普段の課題に役立つようなデータなどを残してくれていることが多いです。それらを入手できれば、かなり楽になると思います! この学科は確かに厳しいですが、その分、知識以外にも多くの貴重な学びを得ることが出来る場所です。特に人とのつながりの大切さを学べると思うので、そんな中で出会った仲間たちと一緒に、遊びや勉強も含め、待ちに待ったキャンパスライフを楽しんでください!

IE 経営システム工学科

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。経営システム工学科へようこそ! 経営システム工学科では主に統計学や生産管理、金融工学など、ある問題の答えを数学やプログラミングを用いて出す、"手法"を学ぶことが出来ます。 その手法を用いて、明日おでんがどれ程売れるか需要予測したり、はたまた社員の属性から辞めそうか判断するプログラムを作成して離職予防に役立てたり、サッカー選手の契約金を割り出したり、手術室の最適なスケジューリングをしたり、株価を予測したり、ドローンを飛ばして得た画像やデータから病気の木を探し出すプログラムを作ったり…身につけた手法で何をするかは自由、どんな分野にも適応することが出来る最高の武器を学ぶことが出来ます。そのため、なにか夢があってこの学科に入った人はもちろん、何をしたいのか何に興味があるのか定まっていない人も、この学科で学ぶ手法を完璧にすれば好きな分野ができた時、きっとあなたの手助けをしてくれるでしょう。 1年次は線形代数や微積分学といった基礎科目が多く、テストの科目も他学科に比べて多いです。今後のための基礎を学ぶ段階のため、実用性がない退屈なものに感じるかも知れませんが、ここで学んだ基礎が後々生きてきます。科目は多いですが、理科大の中では楽と言われがちな学科なので、計画的に課題やテスト勉強を行えばそこまで不安がる必要はありません。ただし、出席は厳しいので寝坊厳禁です。 前述したようにこの学科は応用領域が広く、研究テーマも様々なものがあります。優しい先輩方ばかりなので、ぜひ空きコマなどに「どんな事をしているのか教えてください!」と3号館の研究室を訪ねてみてください。他にも教授に聞いたり自分で学んだりして、自分の好きなフィールドと武器を見つけていってください。新たな環境に期待もあれば不安もあると思いますが、経営システム工学科は明るい人が多く話しかければすぐに仲良くなれることが多いので、ぜひ履修組みや実験、グループワーク、空きコマなどの機会に輪を広げてみてください。他にも野田キャンパスには部活やサークルが多くあります。部活やサークルに入ったり、友達と遊んだり、バイトしたり、留学など時には新しいことに勇気をだして挑戦してみたり…と今しかない貴重な日々をめいっぱい楽しんでください! 待ちに待った自由なときです!芽からどんな花を咲かせるかはあなた次第です🌸

ME 機械航空宇宙工学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。機械航空宇宙工学科へようこそ。機械航空宇宙工学科はDevelopment of Mechanical and Aerospace Engineering の略称で「ME」とよばれています。MEで学習する内容について簡単に説明すると、1年次では数学や力学を中心とした基礎的な内容の授業が多いです。英語や第二外国語など、一般教養科目も積極的に履修することをお勧めします。2年次からは機械工学を構成する四力(熱力学、流体力学、材料力学、機械力学)や機械設計、機械工作実習を中心に専門的な内容の学習をします。二年次から学習内容のレベルがかなり上がるので、一年生から良い成績をとれるよう勉強することが大切です。 MEの特徴としては到達度評価(期末テスト)がとにかく多く、テストのみで成績評価をされることも多いです。特に二年後期は13~14科目のテストを受けることになります。もちろん大変ではありますが、授業をまじめに受け、きちんと課題に取り組めば、サークルやバイトとの両立は可能です。先輩たちも学科の友達と協力しながらテストや課題を乗り越えています。必修科目やテストが多い分、学科内の絆も深まること間違いなし。部活やサークル、アルバイトにたくさん挑戦して充実した時間をぜひ過ごしてください。

CV 社会基盤工学科

新入生の皆様、社会基盤工学科へようこそ! 社会基盤工学って何?と思う方も多くいると思います。ズバリ私たちの学科では土木工学について学びます。 土木?土掘るの?建築と一緒?いいえ違います。 土木とは社会の基盤となるインフラを設計・建設・維持管理をしたり交通・リモートセンシング・水理学などの様々な分野のことを言います。だからこそ社会基盤工学科なのです! ということでここからは社会基盤工学科1年生での講義について説明していきます! 1年生の講義では力学や微分積分学などの高校の復習も多いですが、測量学や材料力学などの土木の専門的な学問について学ぶことができます。 前期の講義では、数学の新しい概念である行列という分野を「代数学1」で学び、また各教授の研究分野についての説明をしてくださる「土木工学概論」という講義が有ります。授業は午前中に必修や選択必修が多いため午後に遊びやアルバイトの予定を入れるのもおすすめです! 後期では、材料力学やリモートセンシングなどのより土木の専門的な分野についての講義が多く始まります。過去問を研究室のホームページに掲示してくださる教授もいるのでテスト前に取り組むと良い成績を取りやすくなります。ついにこの学科初の実習である「土木計画学実習」が始まります!この講義ではランダムで6人組に班分けされ前半では、大学キャンパス内のいろいろな場所に分かれて測量をします。ここで測量器具の使用方法をマスターしましょう!後半ではキャンパス周辺地域の問題点を模索し、解決する計画の立案をし発表していきます!ここではみんなで意見を出し合い、たくさんの案を出しましょう! スライド形式の授業が多く、LETUS内で講義資料がPDFで配布されることも多いのでipadなどのタブレット端末があるとより便利です。 テストは主に7週目と14週目に実施されることが多く、他学科のテスト期間とは重ならない場合が多いため混乱しないよう注意しましょう。さらに大学のテスト期間よりも前に終わることが多いためその後の時間を有効に活用しやすいメリットもあります。 以上が社会基盤工学科の説明でした!1年生は時間に余裕があるので、そのうちにサークルやバイト、免許取得等に多くの時間を費やすことができます。2年生からは実験のレポートなどで忙しくなるので、1年生のうちに思いっきり遊びましょう!楽しいキャンパスライフを送ってください!

MA 数理科学科

数学科に入学された新入生の皆様、ご入学おめでとうございます! 数学科はその名の通り、主に数学を学ぶ学科です。 ですが、皆さんが今まで学んできた数学とは一味違います。大学では数学を『より深く、厳密に』学びます。 「なんとなくこうなる気がする」、「大体こんな感じ」といったことは数学科では好まれません。どんな小さな、 簡単なことでもきちんと定義、証明しなければならないのが数学科の数学です。今まで使っていた様々な原理を用いるのにも きちんとした証明が必要になってきます。最初は高校の授業との差にびっくりしてしまうかもしれません。 しかし、数学に少しでも興味があれば教授や友達と議論をすることで少しずつ慣れ、楽しくなるので安心してください! また、数学科は他の学科と比べると講義のコマ数、課題の量が少なく、自分の時間がきちんと確保できる学科でもあります。 そのため教職課程の講義を取る、部活・サークルに入る、バイトを始める、趣味を楽しむなど有意義に、そして色々なことに チャレンジしていってください!最後になりますが、皆様の大学生活が実りあるものになり、充実したキャンパスライフが送れることを心から願っています!

PH 先端物理学科

先端物理学科へご入学された新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。 先端物理学科では、力学、電磁気学、波動、熱力学、原子といった高校で習ってきた内容をより発展的に学んでいきます。1年次では、主に力学や電磁気学といった物理分野とそれを理解する上で必要となってくる数学を学習します。力学や電磁気学は高校物理でも習得したと思いますが、これまでのものとは内容が大きく異なっていくため、戸惑われると思います。 分からないことがあれば、教授に聞いてみたり、新しくできる友達と話し合ってみたりなどすると良いでしょう。斯く言う私も最初は戸惑うことばかりで、周りの人達の助けがありながら慣れていきました。 大変なことは上記で述べたことに限らず、他にもあります。それは物理学実験という授業です。物理学実験は実習とレポート(1年次は手書き)からなる授業であり、かなりの負担になります(計画的に進めていかないと尚更)。実験レポートに関しては、ほぼ全員が初めてなことであり、書き方についてよく分からないことがあると思います。 分からないことがあれば是非、先輩方に声をかけてみて下さい。ここまでの話を聞くと、授業や課題が忙しくてバイトやサークル活動などの大学生ならでは活動ができないのではないかと考える人がいると思います。ですが、実際は多くの人がバイトやサークル活動を行いながら大学生活を送り、尚且つきちんと単位も取得しています。 皆さんが大学生活を通し、多くのことを経験しながら実りのある大学生活を過ごしてもらえること願っています。

IS 情報計算科学科

情報計算科学科へのご入学おめでとうございます!!情報計算科学科では情報の不確定さや価値を数理的に扱うことを学びます。 そのため、とにかく1年生の間は主に数学をやります。情報系の学部だからパソコンを使う授業が多いんじゃないの?と思うかもしれませんが 最初は数学がメインです。数学を中心に学び、情報分野の土台となる部分を創り上げていきます。大学の数学の授業は講義と演習に分かれています。 最初の授業では高校数学の復習が多く、簡単じゃんと思う人も多いと思いますが、油断してると一気に何を言ってるか分からなくなりテストで痛い目にあいます。 そうならないためにも講義の時にはしっかりと板書をノートに写し、演習の時には問題を解きましょう。演習の授業では解答までの導出過程を 詳しく教えてくださるのでちゃんと聞くことをおすすめします。また、情報計算科学科の最大の特徴である「計算機科学入門及び演習」というプログラミングの授業があります。 高校の時にプログラミングを全く触れていない人は授業についていけるかなと不安になると思いますが、安心してください。 授業では先生が丁寧に順を追って説明してくれるので未経験の人でもバッチリついていけると思います。仮に授業内容がわからないなと思ったらTA(ティーチングアシスタント)さんが授業中に巡回しているので、 声をかけることをおすすめします。TAさんは優しく教えてくれるので、積極的に話しかけましょう!!情報計算科学科は創域理工学部の中でも比較的時間的に余裕がある学科です。 サークルやアルバイト、資格の勉強、その他外部での活動などさまざまなことに費やす時間があるので、自分のやりたい事を存分にやることをお勧めします。目標をもって、そして何より友達と楽しんでアクティブな大学生活にしましょう!

BS 生命生物学科

生命生物科学科の皆さん、ご入学おめでとうございます!皆さんも知っている通り2023年度から理工学部は創域理工学部になり、応用生物科学科は生命生物科学科に再編されました。 今までは「応生」「BS」と呼ばれていましたが、今後はもっと違う呼び方になるかもしれませんね。さて、生命生物科学科の特徴ですが、ここでは大きく二つ紹介したいと思います。 1つ目は、HPにもある通り女子の比率が高いことです。男女比率は5:5、もしくは6:4と他学科に比べて圧倒的に女子が多くなっています。なので実験班の4人が全員女子、なんていうことも珍しくありません。 世間の理系のイメージとは少し外れているかもしれませんね。2つ目は、他の学科に比べて他分野に触れる機会が多いということです。物理が苦手な方には悲報ですが、一年生のうちは生物と化学だけではなく、物理も必修科目として設定されています。 どうせ力学だけでしょ、とか舐めているそこの貴方、残念ながら後期では電磁、波という分野も登場してきますよ。また、この学科は実験も生物、化学、物理全て揃い踏みなのでなかなかに大変です。初めはExcelやWordの使い方やレポート形式にも慣れないので大変ですが、 院生の方に聞くと親切に教えてくださるので安心してください。むしろ院生の方にじゃんじゃん質問してください!生命生物科学科は大変そうに聞こえますが、サークル活動に精を出している人、自分の趣味に没頭している人もたくさんいます。 勉強しつつも自分の時間を持てるので、この学科で学生生活を思う存分楽しんでください!

AR 建築学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!建築学科では、1年前期から近現代建築史、建築防災概論、建築材料といった講義で様々な分野から建築について学ぶことができます。 この学科で1番特色のある講義は「空間デザイン」という講義です。この講義では、有名建築を模型で再現する「名作空間」、光を開口によって自分の考えで表現する「光の箱」、実際のスケールで作品をつくる「おそと𓏸𓏸」といった課題が出されます。 それらを毎週TAや先生方とよりよい作品にするために話し合い、自分の作品を作り上げるという講義です。いろいろな人と話し合いながら自分なりの作品をつくるのは楽しいですが、課題提出日前に徹夜する人が多くいる講義でもあります。 もちろん「空間デザイン」の課題に集中しすぎるのも良くありません。それ以外にも講義内容を手書きノートにまとめる講義があったり、英語や物理などの講義の課題も出されるため、計画的に課題を進めないと後で自分の首をしめることになります。 建築学科は学年を超えた縦の繋がりが強く存在します。もし困ったことがあれば、是非先輩に相談してみてください。皆さんが充実した大学生活をおくれるように願っています!

CA 先端化学科

新入生の皆さんご入学おめでとうございます!先端化学科の授業や実験について色々と紹介していきます。1年生のうちに必ず取らなければならない授業があるので必ず覚えておきましょう。 それは前期の「化学1-A」「化学2-A」と後期の「化学1-B」「化学2-B」です。これら4つのうち1つでも落としてしまうと、例え他の科目の単位を全て取っていたとしても留年になってしまいます。しかし、隔週の小テストの勉強をしっかりして、 点数をある程度取っていれば定期試験は楽に突破できるので日頃からの勉強が大切となります。また、化学は勿論、数学、物理などの必修科目の授業もあり、卒業までに取らなくてはならない授業なので、一年生のうちに取っておくことをお勧めします。 また、週に1回、化学実験があり、その予習ノートとレポートを手書きで毎週必ず提出しなければなりません。実験は3~5時間かけて少人数の班で作業を進めていくので大変です。しかし、苦しいことばかりだけでなく、実験が上手くいったときに達成感が得られたり、 色々な人と関わる機会でもあるので交友関係も広がります。他の学科に比べ、やや留年率が高い学科ではありますが、授業に出席して課題もしっかり出していれば単位は貰えます。ここまでの話で大学生活に不安を感じている新入生の方がいるかもしれませんが、安心してください。 多くの人がサークルやアルバイトを両立しているので、自分の頑張り次第で素敵なキャンパスライフを送れると思います! 皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

EE 電気電子情報工学科

新入生の皆さん、こんにちは。ご入学おめでとうございます!そしてようこそ、電気電子情報工学科へ!本学科では電気回路や半導体、及びプログラミングなどをメインとして現代社会に必須となる科目を(死に物狂いで)学ぶ学科です。 学科名が長ったらしいので、野田キャンパス内では「電電」という名で親しまれています。ここで「え? 死に物狂い??」って思ったそこのキミ!この学科は一言二言で表現できるほど甘いところではない!死にたくなければよーく聞き給え! まず課題の量がえげつないです。油断すれば平気で土日休みが潰れます。つぎに実験レポートが異常なほど大変。締め切りが迫るとあちこちから悲鳴が聞こえます。加えて必修科目の多さ、数学者顔負けの計算量と膨大な量のテスト対策があなたを襲います。 そんな大変ならサークルとか遊びとか出来ないんじゃないの?と思うかもしれません。正直に言いますと、はい、遊べません。但し、テキトーにやればの話です。どんなに佳境であっても、攻略方法はあります。今からあなたに伝授しましょう。 まず、ともに戦う仲間を集めましょう。こんな大変な状況下でも、与えられた条件は皆同じ。同じ学科内の人と積極的に話せば、気の合う仲間にすぐに出会えます。授業内でも外でも、その機会は十二分にあります。そこが、我が学科の強みの一つです。 次に、履修科目を上手に選びましょう。上級生になればなるほど一般教養科目を履修するヒマは無くなります。第二外国語なども1年生のうちに履修しておけば、上級生になっても余裕をもって必修科目に臨めるのでお勧めです。 最後に、課題は早めに片づけましょう。当たり前じゃんと思うかもしれませんが、実際やろうとするとなかなかできないのが現状です。課題という不安要素を早々に消すことで、時間にも心にも余裕が生まれます。 本学科は確かに厳しいですが、その分多くの貴重な学びを得ることが出来る場所です。あと、課題をやっていれば単位は取れますし、留年する危険性は無いです。つまり課題さえこなしていれば、部活もサークルも遊びもし放題です!遊びも勉強も含め、待ちに待ったキャンパスライフを仲間と一緒に是非、楽しんでくださいね!

IE 経営システム工学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。経営システム工学科へようこそ!経営システム工学科では主に生産システム工学や情報工学、統計学や金融工学など様々な分野を横断的に連携させることで、多角的な観点から環境問題やグローバル化に対応する学力を身に付けることができます。 複数の分野から社会問題を考察することができるので将来の夢が明確に存在している人はもちろん、まだ将来について深く考えておらず不安に感じている人もこの学科で学ぶうちに必ず自分のやりたいことが見つかります。 1年生では、「線形代数」や「微分積分」、「情報工学」など数学やプログラミングを主とする「基礎科目」を勉強し、2年生になる頃には簡単なウェブサイトを作ることができるようになります。それと同時に「経営工学概論」という授業で経営システム工学科の研究内容について各々の教授達が詳しく教えてくれるので、 是非自分の学びたい研究分野が見つかれば研究室を訪問したり、先輩達に内容を聞いてみて下さい。経営システム工学科は他の学科と比べてみると授業の科目数が多い分、テスト期間まで要領よく勉強を進めていくことが重要になります。 しかし期末テストだけで成績が確定する科目は少なく、課題や小テストによってある程度評価される授業も多いのでスケジュールを把握し、きちんと毎回の課題をこなせていれば十分他の時間に充てることができるので安心して下さい。新たな環境で友達ができるか不安な人もいると思います(私も初めはそうでした)。 しかし、経営システム工学科は好奇心旺盛で何事も積極的に取り組む人が集まっていますので、実験やグループ活動をしているうちにすぐに仲良くなれます。また野田キャンパスには多くの部活やサークルが存在し、大学生しか体験できない貴重な体験をすることができます。是非部活やサークルに入り、新しい事にも勇気を出して挑戦してみて下さい。

ME 機械航空宇宙工学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。機械航空宇宙工学科へようこそ!この学科では1年生の間は、2年生以降の各種力学や加工法などの専門的な機械工らしいことを学ぶ際に基礎となる、数学や物理学などを学びます。 基礎の部分なので、授業を受けているときは機械工学に関係ないことを学んでいるように思うかもしれませんがちゃんと後につながってきますので、頑張っていきましょう。 また、前期の「コンピュータリテラシー」、後期の「図学及び製図」や「プログラミング1」のような選択必修も2年生以上で履修することができる科目の基礎となってくるので履修することがおすすめです。 あと、2年生では選択必修などを取っていくと一般教養科目を取る隙間はあまりないので、1年生のうちに第2外国語や一般教養科目を取っておくことがおすすめです。 機械航空宇宙工学科は幅広い分野を学ぶことができ、少なくとも1年生の間はしっかりと学び課題を提出していれば単位をもらえる学科です。なので、サークルやバイトなどと両立してやっていくことは十分可能です。せっかくの大学生活、夢のキャンパスライフです。興味のあることは何でもやってみて、大学生活を楽しみましょう!

CV 社会基盤工学科

新入生の皆さん、社会基盤工学科へのご入学おめでとうございます!私たちの学科では、 土木工学に関するさまざまな分野の学問を学習していきます。1年生のうちは、物理数学の基礎科目を学習し ます。前期にある「一般力学1」や「微分積分学1」は高校で扱った内容を多く含み、「 代数学1」では行列という新しい概念を扱います。後期になると、授業がやや大変になります。「材料力学1」は、3〜4割の人が単位を落とすほど単位取得が難しい科目です。「プログラミング演習2」では『Python』を学習しますが、自分たちでプログラミングをしていくので大変です。また、「土木計画学実習」という実習科目があります。6人程度のグループに分かれ、トータルステーションという機械を使って野田キャンパス内を測量します。2年生の夏休み中に「測量学実習」という集中講義があり 、この実習では運河を5日間朝から晩まで測量します。そのためにも、トータルステーションには1年生のうちに慣れておきましょう。ほとんどの科目で中間と期末の2度試験がありますが、授業をしっかりと聞き、テスト2週間前に教科書や過去問を使って勉強すれば大丈夫です。さらに課題も他の学科に比べれば少ない方だと思います。社会基盤工学科の1年生は時間に余裕があるので、そのうちにサークルやバイト、免許取得、などに時間を多く費やすことができます。2年生からは実験のレポートなとで忙しくなるので、1年生のうちに思いっきり遊びましょう!楽しいキャンパスライフを送ってください!

YM 生命創薬科学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。薬学部生命創薬科学科へようこそ!生命創薬科学科について、勉強面と生活面から紹介したいと思います。 まず勉強面について、生命創薬科学科は6年制の薬学科と違い、4年制ですが、1年生のうちは薬学科と一緒に受ける授業もあります。しかし、担当する教授が異なる事もあるので、授業形態や試験の難易度は学科によって差があります。 生命創薬科学科の必修科目では中間試験はほとんどなく、多くの科目の成績評価は期末試験で決まります。そのため、期末試験は非常に大切なものとなっています。しかし、過去問を手に入れ、解けるようにしておけば試験は乗りきれるはずです。 過去問の中には問題用紙しかなく、解答例がないものもありますが、友達と答え合わせをしたりして最低でも過去問は完璧にしておくことをおすすめします。1年後期からは実習が始まり、有機化学の実験やラットの解剖を行います。 実習の後にはレポートを書く必要があり、試験は無いためこのレポートが成績に大きく関与します。同じ実験班の人や友達と協力してレポートを仕上げるようにしましょう。次に生活面について。生活面で1番の不安はやはりうまく交友関係を築けるか、ということだと思います。 しかし、仮に最初に仲の良い友達ができなかったとしても心配する必要はありません。「薬学入門」や英語の授業で周りの人とディスカッションをする機会が何度もあるのでそこで積極的に話しかけてみると良いと思います。また、サークルに入ることで、薬学部にとどまらず、創域理工学部の人や先輩とも仲良くなることができるので気になるサークルがあればぜひ一度体験に行ってみてください。 大学生活では勉強など大変な面もありますがそれ以上に楽しいことがたくさんあります。大学受験という大きな試練を乗り越えた皆さんならきっと大丈夫です。東京理科大学での新しい学校生活を存分に楽しんでください!

YP 薬学科

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!薬学部薬学科にようこそ!薬学部薬学科の特徴といえばそのカリキュラム!他の学部・学科とは全く違う6年制であり、6年生の2月に行われる薬剤師国家試験に向かって勉強していきます。 そしてなんと言っても必修科目がとにかく多い。履修登録の際必修科目を入れたらそれだけで時間割の大半が埋まってしまい、ビックリする人も少なくないハズ。そんな授業の内容ですが、薬学の分野は多岐に渡るため、高校までに習った化学・生物・物理の全てを用いて勉強を進めていくため難しい科目も少なくありません。 心配な人は事前に軽く目を通しておくと良いと思います。また実習として、前期には「薬学入門」と「早期体験学習」、後期には「基礎薬学実習」があります。生命創薬科学科の学生と一緒にグループディスカッションをしたり、病院や薬局へ見学に行ったりすることができます! これらの実習科目は毎週のようにレポートが課されます。先生によって提出方法や期限に差があるので、LETUS(課題などの提出サイト)は忘れずにチェックしておきましょう!このように、理科大でもトップクラスに忙しいと言われる薬学科ですが、そこまで心配する必要はありません。 実際多くの先輩がサークル・バイトなどの活動をしています!試験に関しても過去問などで対策出来る科目も多いのでしっかり勉強すれば大丈夫です!薬学部は来年葛飾キャンパスに移転するため、皆さんが野田キャンパスに在籍できる最後の薬学部生となります。 ぜひ、1年間野田キャンパスでの学生生活を楽しんでくださいね!

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