数学科に入学された新入生の皆様、ご入学おめでとうございます! 数学科はその名の通り、主に数学を学ぶ学科です。 ですが、皆さんが今まで学んできた数学とは一味違います。大学では数学を『より深く、厳密に』学びます。 「なんとなくこうなる気がする」、「大体こんな感じ」といったことは数学科では好まれません。どんな小さな、 簡単なことでもきちんと定義、証明しなければならないのが数学科の数学です。今まで使っていた様々な原理を用いるのにも きちんとした証明が必要になってきます。最初は高校の授業との差にびっくりしてしまうかもしれません。 しかし、数学に少しでも興味があれば教授や友達と議論をすることで少しずつ慣れ、楽しくなるので安心してください! また、数学科は他の学科と比べると講義のコマ数、課題の量が少なく、自分の時間がきちんと確保できる学科でもあります。 そのため教職課程の講義を取る、部活・サークルに入る、バイトを始める、趣味を楽しむなど有意義に、そして色々なことに チャレンジしていってください!最後になりますが、皆様の大学生活が実りあるものになり、充実したキャンパスライフが送れることを心から願っています!
先端物理学科へご入学された新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。 先端物理学科では、力学、電磁気学、波動、熱力学、原子といった高校で習ってきた内容をより発展的に学んでいきます。1年次では、主に力学や電磁気学といった物理分野とそれを理解する上で必要となってくる数学を学習します。力学や電磁気学は高校物理でも習得したと思いますが、これまでのものとは内容が大きく異なっていくため、戸惑われると思います。 分からないことがあれば、教授に聞いてみたり、新しくできる友達と話し合ってみたりなどすると良いでしょう。斯く言う私も最初は戸惑うことばかりで、周りの人達の助けがありながら慣れていきました。 大変なことは上記で述べたことに限らず、他にもあります。それは物理学実験という授業です。物理学実験は実習とレポート(1年次は手書き)からなる授業であり、かなりの負担になります(計画的に進めていかないと尚更)。実験レポートに関しては、ほぼ全員が初めてなことであり、書き方についてよく分からないことがあると思います。 分からないことがあれば是非、先輩方に声をかけてみて下さい。ここまでの話を聞くと、授業や課題が忙しくてバイトやサークル活動などの大学生ならでは活動ができないのではないかと考える人がいると思います。ですが、実際は多くの人がバイトやサークル活動を行いながら大学生活を送り、尚且つきちんと単位も取得しています。 皆さんが大学生活を通し、多くのことを経験しながら実りのある大学生活を過ごしてもらえること願っています。
情報計算科学科へのご入学おめでとうございます!!情報計算科学科では情報の不確定さや価値を数理的に扱うことを学びます。 そのため、とにかく1年生の間は主に数学をやります。情報系の学部だからパソコンを使う授業が多いんじゃないの?と思うかもしれませんが 最初は数学がメインです。数学を中心に学び、情報分野の土台となる部分を創り上げていきます。大学の数学の授業は講義と演習に分かれています。 最初の授業では高校数学の復習が多く、簡単じゃんと思う人も多いと思いますが、油断してると一気に何を言ってるか分からなくなりテストで痛い目にあいます。 そうならないためにも講義の時にはしっかりと板書をノートに写し、演習の時には問題を解きましょう。演習の授業では解答までの導出過程を 詳しく教えてくださるのでちゃんと聞くことをおすすめします。また、情報計算科学科の最大の特徴である「計算機科学入門及び演習」というプログラミングの授業があります。 高校の時にプログラミングを全く触れていない人は授業についていけるかなと不安になると思いますが、安心してください。 授業では先生が丁寧に順を追って説明してくれるので未経験の人でもバッチリついていけると思います。仮に授業内容がわからないなと思ったらTA(ティーチングアシスタント)さんが授業中に巡回しているので、 声をかけることをおすすめします。TAさんは優しく教えてくれるので、積極的に話しかけましょう!!情報計算科学科は創域理工学部の中でも比較的時間的に余裕がある学科です。 サークルやアルバイト、資格の勉強、その他外部での活動などさまざまなことに費やす時間があるので、自分のやりたい事を存分にやることをお勧めします。目標をもって、そして何より友達と楽しんでアクティブな大学生活にしましょう!
生命生物科学科の皆さん、ご入学おめでとうございます!皆さんも知っている通り2023年度から理工学部は創域理工学部になり、応用生物科学科は生命生物科学科に再編されました。 今までは「応生」「BS」と呼ばれていましたが、今後はもっと違う呼び方になるかもしれませんね。さて、生命生物科学科の特徴ですが、ここでは大きく二つ紹介したいと思います。 1つ目は、HPにもある通り女子の比率が高いことです。男女比率は5:5、もしくは6:4と他学科に比べて圧倒的に女子が多くなっています。なので実験班の4人が全員女子、なんていうことも珍しくありません。 世間の理系のイメージとは少し外れているかもしれませんね。2つ目は、他の学科に比べて他分野に触れる機会が多いということです。物理が苦手な方には悲報ですが、一年生のうちは生物と化学だけではなく、物理も必修科目として設定されています。 どうせ力学だけでしょ、とか舐めているそこの貴方、残念ながら後期では電磁、波という分野も登場してきますよ。また、この学科は実験も生物、化学、物理全て揃い踏みなのでなかなかに大変です。初めはExcelやWordの使い方やレポート形式にも慣れないので大変ですが、 院生の方に聞くと親切に教えてくださるので安心してください。むしろ院生の方にじゃんじゃん質問してください!生命生物科学科は大変そうに聞こえますが、サークル活動に精を出している人、自分の趣味に没頭している人もたくさんいます。 勉強しつつも自分の時間を持てるので、この学科で学生生活を思う存分楽しんでください!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!建築学科では、1年前期から近現代建築史、建築防災概論、建築材料といった講義で様々な分野から建築について学ぶことができます。 この学科で1番特色のある講義は「空間デザイン」という講義です。この講義では、有名建築を模型で再現する「名作空間」、光を開口によって自分の考えで表現する「光の箱」、実際のスケールで作品をつくる「おそと𓏸𓏸」といった課題が出されます。 それらを毎週TAや先生方とよりよい作品にするために話し合い、自分の作品を作り上げるという講義です。いろいろな人と話し合いながら自分なりの作品をつくるのは楽しいですが、課題提出日前に徹夜する人が多くいる講義でもあります。 もちろん「空間デザイン」の課題に集中しすぎるのも良くありません。それ以外にも講義内容を手書きノートにまとめる講義があったり、英語や物理などの講義の課題も出されるため、計画的に課題を進めないと後で自分の首をしめることになります。 建築学科は学年を超えた縦の繋がりが強く存在します。もし困ったことがあれば、是非先輩に相談してみてください。皆さんが充実した大学生活をおくれるように願っています!
新入生の皆さんご入学おめでとうございます!先端化学科の授業や実験について色々と紹介していきます。1年生のうちに必ず取らなければならない授業があるので必ず覚えておきましょう。 それは前期の「化学1-A」「化学2-A」と後期の「化学1-B」「化学2-B」です。これら4つのうち1つでも落としてしまうと、例え他の科目の単位を全て取っていたとしても留年になってしまいます。しかし、隔週の小テストの勉強をしっかりして、 点数をある程度取っていれば定期試験は楽に突破できるので日頃からの勉強が大切となります。また、化学は勿論、数学、物理などの必修科目の授業もあり、卒業までに取らなくてはならない授業なので、一年生のうちに取っておくことをお勧めします。 また、週に1回、化学実験があり、その予習ノートとレポートを手書きで毎週必ず提出しなければなりません。実験は3~5時間かけて少人数の班で作業を進めていくので大変です。しかし、苦しいことばかりだけでなく、実験が上手くいったときに達成感が得られたり、 色々な人と関わる機会でもあるので交友関係も広がります。他の学科に比べ、やや留年率が高い学科ではありますが、授業に出席して課題もしっかり出していれば単位は貰えます。ここまでの話で大学生活に不安を感じている新入生の方がいるかもしれませんが、安心してください。 多くの人がサークルやアルバイトを両立しているので、自分の頑張り次第で素敵なキャンパスライフを送れると思います! 皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
新入生の皆さん、こんにちは。ご入学おめでとうございます!そしてようこそ、電気電子情報工学科へ!本学科では電気回路や半導体、及びプログラミングなどをメインとして現代社会に必須となる科目を(死に物狂いで)学ぶ学科です。 学科名が長ったらしいので、野田キャンパス内では「電電」という名で親しまれています。ここで「え? 死に物狂い??」って思ったそこのキミ!この学科は一言二言で表現できるほど甘いところではない!死にたくなければよーく聞き給え! まず課題の量がえげつないです。油断すれば平気で土日休みが潰れます。つぎに実験レポートが異常なほど大変。締め切りが迫るとあちこちから悲鳴が聞こえます。加えて必修科目の多さ、数学者顔負けの計算量と膨大な量のテスト対策があなたを襲います。 そんな大変ならサークルとか遊びとか出来ないんじゃないの?と思うかもしれません。正直に言いますと、はい、遊べません。但し、テキトーにやればの話です。どんなに佳境であっても、攻略方法はあります。今からあなたに伝授しましょう。 まず、ともに戦う仲間を集めましょう。こんな大変な状況下でも、与えられた条件は皆同じ。同じ学科内の人と積極的に話せば、気の合う仲間にすぐに出会えます。授業内でも外でも、その機会は十二分にあります。そこが、我が学科の強みの一つです。 次に、履修科目を上手に選びましょう。上級生になればなるほど一般教養科目を履修するヒマは無くなります。第二外国語なども1年生のうちに履修しておけば、上級生になっても余裕をもって必修科目に臨めるのでお勧めです。 最後に、課題は早めに片づけましょう。当たり前じゃんと思うかもしれませんが、実際やろうとするとなかなかできないのが現状です。課題という不安要素を早々に消すことで、時間にも心にも余裕が生まれます。 本学科は確かに厳しいですが、その分多くの貴重な学びを得ることが出来る場所です。あと、課題をやっていれば単位は取れますし、留年する危険性は無いです。つまり課題さえこなしていれば、部活もサークルも遊びもし放題です!遊びも勉強も含め、待ちに待ったキャンパスライフを仲間と一緒に是非、楽しんでくださいね!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。経営システム工学科へようこそ!経営システム工学科では主に生産システム工学や情報工学、統計学や金融工学など様々な分野を横断的に連携させることで、多角的な観点から環境問題やグローバル化に対応する学力を身に付けることができます。 複数の分野から社会問題を考察することができるので将来の夢が明確に存在している人はもちろん、まだ将来について深く考えておらず不安に感じている人もこの学科で学ぶうちに必ず自分のやりたいことが見つかります。 1年生では、「線形代数」や「微分積分」、「情報工学」など数学やプログラミングを主とする「基礎科目」を勉強し、2年生になる頃には簡単なウェブサイトを作ることができるようになります。それと同時に「経営工学概論」という授業で経営システム工学科の研究内容について各々の教授達が詳しく教えてくれるので、 是非自分の学びたい研究分野が見つかれば研究室を訪問したり、先輩達に内容を聞いてみて下さい。経営システム工学科は他の学科と比べてみると授業の科目数が多い分、テスト期間まで要領よく勉強を進めていくことが重要になります。 しかし期末テストだけで成績が確定する科目は少なく、課題や小テストによってある程度評価される授業も多いのでスケジュールを把握し、きちんと毎回の課題をこなせていれば十分他の時間に充てることができるので安心して下さい。新たな環境で友達ができるか不安な人もいると思います(私も初めはそうでした)。 しかし、経営システム工学科は好奇心旺盛で何事も積極的に取り組む人が集まっていますので、実験やグループ活動をしているうちにすぐに仲良くなれます。また野田キャンパスには多くの部活やサークルが存在し、大学生しか体験できない貴重な体験をすることができます。是非部活やサークルに入り、新しい事にも勇気を出して挑戦してみて下さい。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。機械航空宇宙工学科へようこそ!この学科では1年生の間は、2年生以降の各種力学や加工法などの専門的な機械工らしいことを学ぶ際に基礎となる、数学や物理学などを学びます。 基礎の部分なので、授業を受けているときは機械工学に関係ないことを学んでいるように思うかもしれませんがちゃんと後につながってきますので、頑張っていきましょう。 また、前期の「コンピュータリテラシー」、後期の「図学及び製図」や「プログラミング1」のような選択必修も2年生以上で履修することができる科目の基礎となってくるので履修することがおすすめです。 あと、2年生では選択必修などを取っていくと一般教養科目を取る隙間はあまりないので、1年生のうちに第2外国語や一般教養科目を取っておくことがおすすめです。 機械航空宇宙工学科は幅広い分野を学ぶことができ、少なくとも1年生の間はしっかりと学び課題を提出していれば単位をもらえる学科です。なので、サークルやバイトなどと両立してやっていくことは十分可能です。せっかくの大学生活、夢のキャンパスライフです。興味のあることは何でもやってみて、大学生活を楽しみましょう!
新入生の皆さん、社会基盤工学科へのご入学おめでとうございます!私たちの学科では、 土木工学に関するさまざまな分野の学問を学習していきます。1年生のうちは、物理数学の基礎科目を学習し ます。前期にある「一般力学1」や「微分積分学1」は高校で扱った内容を多く含み、「 代数学1」では行列という新しい概念を扱います。後期になると、授業がやや大変になります。「材料力学1」は、3〜4割の人が単位を落とすほど単位取得が難しい科目です。「プログラミング演習2」では『Python』を学習しますが、自分たちでプログラミングをしていくので大変です。また、「土木計画学実習」という実習科目があります。6人程度のグループに分かれ、トータルステーションという機械を使って野田キャンパス内を測量します。2年生の夏休み中に「測量学実習」という集中講義があり 、この実習では運河を5日間朝から晩まで測量します。そのためにも、トータルステーションには1年生のうちに慣れておきましょう。ほとんどの科目で中間と期末の2度試験がありますが、授業をしっかりと聞き、テスト2週間前に教科書や過去問を使って勉強すれば大丈夫です。さらに課題も他の学科に比べれば少ない方だと思います。社会基盤工学科の1年生は時間に余裕があるので、そのうちにサークルやバイト、免許取得、などに時間を多く費やすことができます。2年生からは実験のレポートなとで忙しくなるので、1年生のうちに思いっきり遊びましょう!楽しいキャンパスライフを送ってください!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。薬学部生命創薬科学科へようこそ!生命創薬科学科について、勉強面と生活面から紹介したいと思います。 まず勉強面について、生命創薬科学科は6年制の薬学科と違い、4年制ですが、1年生のうちは薬学科と一緒に受ける授業もあります。しかし、担当する教授が異なる事もあるので、授業形態や試験の難易度は学科によって差があります。 生命創薬科学科の必修科目では中間試験はほとんどなく、多くの科目の成績評価は期末試験で決まります。そのため、期末試験は非常に大切なものとなっています。しかし、過去問を手に入れ、解けるようにしておけば試験は乗りきれるはずです。 過去問の中には問題用紙しかなく、解答例がないものもありますが、友達と答え合わせをしたりして最低でも過去問は完璧にしておくことをおすすめします。1年後期からは実習が始まり、有機化学の実験やラットの解剖を行います。 実習の後にはレポートを書く必要があり、試験は無いためこのレポートが成績に大きく関与します。同じ実験班の人や友達と協力してレポートを仕上げるようにしましょう。次に生活面について。生活面で1番の不安はやはりうまく交友関係を築けるか、ということだと思います。 しかし、仮に最初に仲の良い友達ができなかったとしても心配する必要はありません。「薬学入門」や英語の授業で周りの人とディスカッションをする機会が何度もあるのでそこで積極的に話しかけてみると良いと思います。また、サークルに入ることで、薬学部にとどまらず、創域理工学部の人や先輩とも仲良くなることができるので気になるサークルがあればぜひ一度体験に行ってみてください。 大学生活では勉強など大変な面もありますがそれ以上に楽しいことがたくさんあります。大学受験という大きな試練を乗り越えた皆さんならきっと大丈夫です。東京理科大学での新しい学校生活を存分に楽しんでください!
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!薬学部薬学科にようこそ!薬学部薬学科の特徴といえばそのカリキュラム!他の学部・学科とは全く違う6年制であり、6年生の2月に行われる薬剤師国家試験に向かって勉強していきます。 そしてなんと言っても必修科目がとにかく多い。履修登録の際必修科目を入れたらそれだけで時間割の大半が埋まってしまい、ビックリする人も少なくないハズ。そんな授業の内容ですが、薬学の分野は多岐に渡るため、高校までに習った化学・生物・物理の全てを用いて勉強を進めていくため難しい科目も少なくありません。 心配な人は事前に軽く目を通しておくと良いと思います。また実習として、前期には「薬学入門」と「早期体験学習」、後期には「基礎薬学実習」があります。生命創薬科学科の学生と一緒にグループディスカッションをしたり、病院や薬局へ見学に行ったりすることができます! これらの実習科目は毎週のようにレポートが課されます。先生によって提出方法や期限に差があるので、LETUS(課題などの提出サイト)は忘れずにチェックしておきましょう!このように、理科大でもトップクラスに忙しいと言われる薬学科ですが、そこまで心配する必要はありません。 実際多くの先輩がサークル・バイトなどの活動をしています!試験に関しても過去問などで対策出来る科目も多いのでしっかり勉強すれば大丈夫です!薬学部は来年葛飾キャンパスに移転するため、皆さんが野田キャンパスに在籍できる最後の薬学部生となります。 ぜひ、1年間野田キャンパスでの学生生活を楽しんでくださいね!